「中学受験に向けて、子どもを学習塾へ通わせたい」「四谷大塚の口コミや評判はどうなのかな?」などと思っている親御さんはいませんか?
予習シリーズや全国統一小学生テストで有名ですが、実際にどのような学習塾なのかは気になるところです。
当記事では老舗学習塾として知られている四谷大塚について、実際に小学生の子どもを通塾させた経験がある私が丁寧に紹介します!
四谷大塚の概要
四谷大塚は中学受験で昔から知られている、人気の学習塾です。小学1年生~6年生までのすべての学年の子どもが通え、発達段階や学年別の課題に応じたカリキュラムが組まれています。
大きな特徴のひとつが、メインテキストの予習シリーズです。中学受験におけるバイブル的な存在で、他の学習塾でも利用しているところが少なくありません!
またもともとテスト会として発足した経緯から、週テストや組分けテスト、合不合判定テスト、学校別判定テストといった独自のテストが豊富です。
四谷大塚の口コミ・評判
四谷大塚の悪い口コミ・評判
四谷大塚を利用して、悪い印象を持ったという口コミ・評判がいくつかありました。
引用元:塾選
「弱点克服に向けた指導がなかった」「わからない部分を講師に聞けず、そのまま自宅に持ち帰ってしまった」など、不明な点を解消できなかったという口コミがあります。
集団指導スタイルの学習ですが、レベル別にクラスが設置されているため、私の子どもは自分の学力や弱点に沿った指導を受けられました。個別に弱点を指摘し、成績アップに向けたアドバイスもいただき、しっかりと学力がアップしました!
四谷大塚の良い口コミ・評判
良い口コミや評判も見つけたので、いくつか紹介します。
引用元:塾選
やはり予習シリーズといった、塾オリジナル教材には定評がありますね!特にメインテキストの予習シリーズは学年別・教科別に分かれており、基礎事項を徹底させながら中学受験合格に必要な応用力までを、無理なく身につけられます。
また日々の学習指導だけでなく、講師やクラス担任による個人面談もありました。学力アップの方法や志望校のこと、親の悩みといった相談に乗ってもらえたため、安心して受験勉強を進められたと思います!
四谷大塚の実績
中学受験をする上で気になるのが、四谷大塚の合格実績ではないでしょうか?2022年度の中学受験では、次のような学校に合格者を輩出しています。
麻布中学校 72名
武蔵中学校 46名
桜蔭中学校 67名
女子学院中学校 63名
雙葉中学校 27名
筑波大学附属駒場中学校 28名
筑波大学附属中学校 44名
灘中学校 44名
渋谷教育学園渋谷中学校 95名
渋谷教育学園幕張中学校 158名
千葉県立千葉中学校 52名
ラ・サール中学校 103名
上記は合格者の一例です。また講習生や公開テスト生は含みません。
男子御三家(開成・麻布・武蔵)や女子御三家(桜蔭・女子学院・雙葉)を始め、全国各地にある最難関中学校へ多くの受験生を合格させています!
首都圏の中学入試終了後は、中学入試報告会を毎年実施。これまでのデータと照らし合わせながら、入試の特徴や動向などを説明してくれます。
これからの受験勉強や対策に役立つ情報がたくさん詰まっており、中学受験を控えていた我が家も参考になりました!
四谷大塚のメリット・デメリット
これから四谷大塚の通塾を検討するときは、メリットとデメリットを事前に理解しておくことが大切です。以下で私が感じたメリット・デメリットを、それぞれ解説します。
四谷大塚のメリット
主なメリットは3つです。
メリット①:テキストの内容がわかりやすい
最も大きなメリットが、テキストの内容がわかりやすいことでしょう。これまでに何度も名前が挙がっている予習シリーズは、他の学習塾でも採用されるほどの高クオリティです。
導入・基本問題・発展問題といったステップアップ方式を採用し、子ども一人でも無理なく勉強に取り組めます!
また1週間ごとにひとつのカリキュラムが設定され、今週は何をどこまで勉強すればよいかが子どもでもわかるのも魅力です。
5週目は総合(復習)の回が設定され、4週分の学習内容を徹底的にチェック!知識の取りこぼしを防げます。
メリット②:頻繁なテストで実力をチェックできる
四谷大塚では、以下のようなさまざまな種類のテストをおこなっています。
・月例テスト
・組分けテスト
・講習会判定テスト
・志望校判定テスト
・合不合判定テスト
・公立中高一貫校対策 実力判定テスト
・公立中高一貫校対策 月例テスト
定期的にテストがおこなわれ、その時々の学力や課題を明確にできます。結果を基にして今後の学習計画を修正・調整できるため、効率的に勉強を進められたと感じました!
また入試本番に向けた練習の場にもなったと思います。
メリット③:ライバルと切磋琢磨し合える
多くのライバルと切磋琢磨し合えるのも、四谷大塚に通ってよかったと感じた点です。
基本的に学力が高い子どもがたくさん集まり、意識を高く保って受験勉強へ臨めます。特に小学生は周りの子どもに影響を受ける傾向にあるため、本気で中学受験に取り組みたい受験生に適しているでしょう!
四谷大塚のデメリット
多くのリットがある反面、人によっては次のようなデメリットを感じるかもしれません。
デメリット①:中堅校以下を目指す子どもにはレベルが高すぎる
合格実績を見てもわかりますが、四谷大塚は中堅~難関レベルの中学受験で多くの合格者を輩出しています。
授業やテストの難易度は全体的に高く、中堅校以下を目指す子どもにとってはレベルが高すぎるかもしれません。
デメリット②:宿題の量が多い
学年やクラスによって異なりますが、宿題の量が多いと感じる子どもは少なくありません。特にまだ受験勉強に慣れていない子どもにとっては、負担となることでしょう。
しかし、毎回課される宿題をしっかりこなしていけば、実力を身につけられるのも事実です!
四谷大塚の費用
子どもを通塾させるときに気になるのが、費用ではないでしょうか?四谷大塚のホームページを参考に、以下で主なコースの月額費用をまとめました。
学年 | リトルスクール | 本科コース(4教科) | 本科コース(2教科) | 週テストコース |
小学1年生 | 13,200円 | |||
小学2年生 | 13,200円 | |||
小学3年生 | 20,350円 | |||
小学4年生 | 36,300円 | 33,000円 | 19,800円 | |
小学5年生 | 45,100円 | 38,500円 | 20,350円 | |
小学6年生 | ・57,750円(8月まで) ・79,750円(9月以降) |
・48,950円(8月まで) ・62,150円(9月以降) |
21,450円(学校別対策コースを受ける場合は、さらに30,800円が必要) |
上記のほか、教材費や志望校判定テスト代、合不合判定テスト代などがかかります。
四谷大塚のまとめ
四谷大塚は中学受験で老舗の学習塾です。豊富な指導実績や塾独自のテキストなどを通して、志望校合格に必要な実力を身につけられます。
以下で特徴をふり返ってみましょう!
・小学1年生~6年生まで通える
・予習シリーズは他の学習塾でも使われている人気教材
・「導入」「基本問題」「発展問題」と、無理なくステップアップできる
・1週単位でカリキュラムが設定されている
・5週目には総合(復習)が設けられ、4週分の学習内容をチェックできる
・週例テストや組分けテストなど、テストの種類が豊富
・テストを通じて実力を小まめに確認できる
・意識の高いライバルに囲まれて勉強できる
四谷大塚が向いている人
四谷大塚が向いている子どもは、次の通りです。
- 中堅レベル以上の中学受験を目指している
- 集団指導の中で、切磋琢磨しながら勉強を進めたい
- 優れた教材を使って、効率的に合格力を身につけたい
- 定期的なテストを通じて、小まめに実力をチェックしたい
- 大手の学習塾で安心の指導を受けたい
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引用元:塾選